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2008年09月05日

南部曲がり家 大野どん(旧菊池利喜蔵家住宅)


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早池峰山の登り口に当たる附馬牛町(つきもうしちょう)大野集落より
1994年に遠野ふるさと村に移築された
大野どん(旧菊池利喜蔵家住宅)は明治初期に建てられた曲がり屋です。
H18年11月9日に国の登録有形文化財に指定されました。

建築面積は308平方㍍で床の間を持つ座敷、製材した部材の使用など
家作禁令※から開放された明治時代の曲がり屋の特徴をよく表している建物だそうで
附馬牛町大野集落の上層農家として建てられ利用されて来たそうです。

※家作禁令
家作禁令では梁間は三間より広いものは不可とし、(桁行に制限は設けない)四方に設ける庇の梁間も京間一間半以内に、仏壇後方の張り出し(凸型に突出させた角屋)も三間四方、大屋根は入母屋妻飾りを禁じた寄棟造り、軒下の意匠である組物までが禁じられた寛文八年に出された建築制限令のことです。


南部曲がり家 大野どん(旧菊池利喜蔵家住宅)1

奥座敷の襖に書かれたこの地方の名もなき書家の漢詩があるそうなのですが
残念ながら見れませんでした^^;
(入っちゃいけないような雰囲気だったので遠慮しちゃいました。。。)

室内はこんな感じ。

南部曲がり家 大野どん(旧菊池利喜蔵家住宅)2

南部曲がり家 大野どん(旧菊池利喜蔵家住宅)3

南部曲がり家 大野どん(旧菊池利喜蔵家住宅)4

馬窯(うまがま)↓↓↓
馬屋と住宅部分の間にある土間部分にあった窯です。
昔、産湯を沸かしたりして使ったと「まぶりっと」と呼ばれる村民の方に伺いました。
薪を燃やす熱効率が大変良いので、馬窯はNGO職員の手により
アフリカの方々に広められているそうです。
すごいぞ!馬窯!!!

南部曲がり家 大野どん(旧菊池利喜蔵家住宅)5

ちなみにここ大野どん邸はNHKの朝の連続テレビ小説「どんど晴れ」で
遠野の石川邸だったところです。
まさきさんのお父さんがいたとこだっけか???(記憶が曖昧ですみません^^;)

南部曲がり家 大野どん(旧菊池利喜蔵家住宅)6

板の間がピカピカで、誰か住んでいそうな・・・そんな感じのする建物でした。

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Posted by まめっち at 10:12│Comments(4)田舎暮らし古民家
南部曲がり家 大野どん(旧菊池利喜蔵家住宅)へのコメント

■ ちびた

http://chibita.blog.tsuge.jp こんにちは

確かに板の間がピカピカですね。毎日掃除しているのでしょうか・・・
馬窯、日本の昔ながらのものが世界で役に立つのはうれしいことですね。

凸っとしておきます!

Posted by ちびた at 2008年09月05日 13:21

■ まめっちまめっち

https://easylives.ti-da.net/ ちびたさん☆

ホントにピカピカですよね^^
いやーここまでしないといけませんね~なんて反省しましたよ^^;

>馬窯、日本の昔ながらのものが世界で役に立つのはうれしいことですね。

全く同感です。
どこの世界もやっぱり燃料用の薪は貴重ですものね。
効率良く使えたら一番です^^

ポチ!ありがとうございます!!!

Posted by まめっちまめっち at 2008年09月06日 00:20

■ けい@野迫川

http://nosegawaclub.seesaa.net/ おはようございます。

柱や板戸(?)も、囲炉裏の奥に見える収納部もいい雰囲気ですね。
床も磨きこまれて光ってますね。
粗忽者の私はツルッといきそうです...。(笑)

馬窯はkiiさんが熱効率で興味があるようです。
実は石窯を作りたくて、模索中。
立派な扉はもう出来上がっているのですが、肝心の石窯がまだ
ありません。(笑)

Posted by けい@野迫川 at 2008年09月06日 09:15

■ まめっちまめっち

https://easylives.ti-da.net/ けいさん☆

毎日磨くのって大変そうですけど、
ここまでキレイだと「やって当たり前」になれるのかもしれませんネ^^;
こんなに光っていると最高にキレイ!って思えますし^^v

馬窯は私も興味アリでしたー!
私も石窯を作ってみたくて、うずうずしてます(笑)
ここ、遠野の古民家には馬窯以外にも色んな形の”かまど”を見ることが出来ました。
このように地中にあるものやら、立ち上がりのあるものまで・・・!
勉強になるなーと思いながら見て来ましたよ^^
いつか形になる日を夢見て♪

Posted by まめっちまめっち at 2008年09月10日 09:44
 
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