のんびり田舎暮し♪

元湯夏油（げとう）の温泉は源泉が7つあるのですが
うち、二つは内湯、五つは野天になっています。
内湯は男女別になっていますが、野天風呂は基本的に混浴。
ただし時間帯で男性専用or女性専用or混浴に分かれているので
建物前の看板と時間をチェックして入らないと危険です（笑）

私は混浴初体験でしたが、混浴に入れるほどのBODYを持ち合わせておらず、
そこに入ろうとする度胸も無かった為に「女性専用時間」をフルに活用して
五つの野天風呂をすべて味わって来ました＾＾ｖ

日帰り入浴が可能な時間は込み合っていた野天風呂も
宿泊客だけの時間になる頃には静かになって、ゆっくり入ることが出来ました。

写真の階段を下りたところにある真湯（しんゆ）です。
バリアフリー化はされていないので足腰の弱い方、膝の悪い方には
ちょっと厳しいだろうと思われるくらいの坂になっています。





川から見るとこんな感じ。



お風呂の内部は結構広くて２０人くらい余裕で入れそう。
岩の割れ目から熱い湯が静かに沸いているようで、この日の湯温は快適でした。

続いてお隣の野天「女（め）<目>の湯」。
ホウ酸性が強く、名前の通り「目にいい」温泉だそうです。



このお風呂は少し小さめ。でも１０人は余裕で入れるでしょう。
こちらも同じく岩から静かにお湯が湧き出しています。
真湯（しんゆ）よりも少し温めでした。

元湯夏油の野天風呂は手前に二つ。奥に三つあるのですが
上のお風呂は手前の二つでした。
続いて奥の三つをご紹介しましょう。

奥にある野天風呂も長い階段を下っていったところにあります。
そのうちの一番手前にあるのが滝の湯。ここは女性専用時間がわりと多く
一番利用させてもらいました。



内部には熱湯と温湯、二つの浴槽があって両方楽しめます。
他の野天風呂は浴槽が一つですが、
ここだけは熱いのが好みの方も温いのが好みの方も一緒に楽しめます＾＾
（子供が一緒でも楽しめるので、とっても良かったです）

夜は白濁していましたが、朝は透明なお湯に変わっていました。
もしかして色が変わるのかも？
硫黄が含まれている泉質らしいのですが硫黄臭さは全く無く
柔らかいいいお湯で、お肌ツルツルです＾＾

階段を下りた先にあるのが大湯。
ここは五つある野天風呂の中で一番熱いです。
この日は「熱め」という感じで熱いのが好きな私には全然平気でしたが
前回日帰り入浴した時には、旦那が軽くやけどをして膝下が真っ赤になっていましたから・・・
５０度くらいあったのかもしれません。ここは気をつけて入って下さいね！



もうひとつ。疝気（せんき）の湯という野天があります。
こちらは屋根も壁も無い、完全にオープンなお風呂。
五つある野天の中では一番温くて小さいお風呂です。
湯船の真ん中からポコポコと気泡が湧き出ています。

残念ながら写真はなしです＾＾；

えーと野天風呂の内部の撮影をしたかったのですが
元湯夏油の入り口に「野天風呂の撮影を禁止します（報道関係者のみ許可）」
と大きく書かれていたので、今回は遠慮しました。
（野天風呂が見たい方は記事TOPの元湯夏油HPをご覧下さいね＾＾）

野天風呂には洗い場が一切ありません。
石鹸やシャンプーを使用することは禁止されていますので
ひたすら入浴するのみになります。

野天風呂から見える景色は素敵で







ひたすら入浴のみというスタイルでもヒマはしません＾＾

ちなみに私は２日間でヒマさえあれば湯に浸かったのですが
指先のあかぎれが消え、お肌はツルツルピチピチになりました。
一泊しただけで、こんなに違ったのは初めての経験で
湯治したいナンバーワンの温泉になりました。

実は・・・ここに滞在中岩手宮城内陸地震の余震が４回ありました。
夏油一帯は岩盤で出来ている山なので揺れないんだそうです。
どどどど～っと山鳴りが聞こえてくる感じで
どこかで山の発破作業でもしているかのようでした。

あの地震当時も音がすごかったけど揺れませんでしたよーって
宿の方が言っておられました。だから被害は全く無かったそうです。
岩手宮城内陸地震が起こる前から頻繁に地震があった我が家周辺ですが
余震は９月上旬に１回感じただけで、それ以降は収まったものと思っていました。
栗駒山周辺では、まだ小さな余震が続いているんですね。

ところで、本日お伝えした元湯夏油ですがそろそろ冬支度の休業になります。
今年の営業は１１月上旬でおしまいになりますので近隣の方は早めに足をお運びくださいネ。


(* ﾟωﾟ)ﾉnﾞいつも応援ありがとうございます！今日もおひとつ、お願いしまーす♪

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