のんびり田舎暮し♪

大内宿に行ったとき、大内宿本陣跡の大内宿町並み展示館に入って来ました。
ちょっと前まで使われていた農機具や道具、懐かしいものがいっぱい揃っています。
私には懐かしいものに見えますが、その道具達を見てダンナが
「実家にこれある。これも。」と言うので驚きました＾＾；
さすが代々続く大農家の息子だー！（笑）
しかも使い方まで知っているので、コイツ只者では無いなと思いました（爆）

その中でとっても貴重で分かりやすい展示物を発見しました。
今では建築の教科書にさえ茅葺の部材の名称や葺き方を載せたものはありません。
（確か構造の教科書に無かったよね？「まーちゃん」or「awaji_aicさん」help！＾＾；）
茅葺屋根の構造と部材名称↓



そもそもこの茅葺屋根。人間が住まないことには長持ちしません。
秘訣はこの↓いぶしてます。フラッシュ撮影すると煙が良くわかる！ゴホッゴホッ＾＾；



小屋裏を撮影したものも真っ白＾＾；



小屋裏や茅葺の部分を見るとしっかり燻されていて
防虫や小動物侵入を阻む役目を果たしてくれます。



私が小さい頃には本家を始め、ほとんどの家がこのスタイルでした。
皆農家を離れ、外に働きに出るようになって、
どんどんトタンで囲われた細い材料を使った家が増えました。
（といっても基準法上は問題ありません）
「結い」でお互いの茅葺屋根を直していた、今は亡きじーちゃん達の姿を思い出します。

私にとって茅葺屋根は懐かしい子供の頃見た景色そのもので、
ここ大内宿に着いたときに感じたホッとする感じはこれだったのねーと改めて実感。

実際、現在では茅葺屋根を作ることは大変な金額がかかるものになっていますが
この先もこういう景色が残っていてくれたら良いなーと思います。


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