樹齢200年の桜

まめっち

2009年05月26日 11:36

これ実はちょっと前の写真で、今はすでに葉桜になっているのですが
樹齢200年のしだれ桜の木です。



神社の脇に植えられている桜で、ここに一本だけぽつーんとあります。

この桜をニュースで見て樹齢200年と知ったのですが、
他県にはもっとすごいしだれ桜もあるんですよね???
福島の三春の滝桜は樹齢1,200年って本当???って感じです^^;
(一度は見てみたいと思いつつ、行けてません・・・)

1,200年は特別だとしても、この200年もすごいと思います。
200年の間、ここでの出来事を見つめていたんだろうなぁ・・・と。

さて今日は昭和58年に発生した日本海中部地震から26年。
私が経験した地震の中で一番怖かった地震です。
(多分、揺れは去年の岩手宮城内陸地震の方が強かったけど)

あのときに津波で亡くなられた方
(死亡者104名のうち津波で亡くなった方は100名)
の中には生きていれば同年代の小学生もいました。
当時子供達が遠足で行っていた男鹿のとある地区には、私は未だに行けない。
地震直後上空から撮影された海の様子に
子供達の遺留物と思われるものが浮かんでいたのをハッキリと覚えていて
その記憶が私をその地区から遠ざけています。

また社会人になってからは、男鹿で津波に足をすくわれる寸前だった人の話や
能代で海に沈んだ行方不明者を探したダイバーさんの話。
現実的には、とても想像出来ない経験をされた方々の体験談を耳にして
この地震が更に怖いものだったと思えるようになりました。

地震の時、自学で読書をしていた5年生14名。(少ないでしょ???^^;)
変な音がした後に(多分地鳴り)木造校舎が大きくきしみながら東南⇔北西方向に揺れた。
自分が座っているイスと机が揃って同じ方向にすべって動く。
級友と見つめあいながら、皆言葉を無くしていた瞬間に
誰かが(男の子だったなぁ)地震だ!と叫んだ。
その一言で皆我にかえって、机の下にもぐりこみ
もぐりこんで間もなく、当時の教頭先生が教室に滑り込んで来た。
「避難階段から外へ!!!」と。
既に揺れが収まったグラウンドには、他の学年の子供達が集まっていたっけ。

当時の思い出はそんな感じ。
10歳~11歳の子供だったけど、先生がいなかったので
「自分達で乗り切った!」っていう変な達成感を覚えています。
そんな当時の思い出を振り返りながら
今日は、亡くなられた方のご冥福を祈りながら過ごしたいと思います。

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